崩壊の不安
今の職場に入って3年9ヶ月になる。
前任者はおらず、同じ職種もおらず、手探りでやってきた。
自分の仕事は計画書にサインもらって運動させること。
病院じゃないから治療はしてはならない。
運動してたらなんだか最近調子がいい。はOK。
とんちかよ。
目的は健康寿命を伸ばすこと。通所介護における付加価値の提供。QOLの向上。
自分が働く上でルールはない。
あるとしたら監査でひっかからないことだけ。
だから自由。
だからこそ自由には責任が付きまとう。
自分の責任は何かと考えたとき、自分に出来ることは全部やろうって思った。
他の人の負担を軽くしたり、他の人が仕事しやすいようにと考えて動いてきた。
4月1日。新所長が着任した。
「課題は機能訓練だ」
と言われた。
続けての説明はない。
ただそれだけ。
謎すぎ。
自分の仕事が模範だなんて思ったことはない。ただ、人の役には立ってきた自負はある。
今、すごく恐怖を感じている。
チームから切り離される恐怖。
3年9ヶ月が否定される恐怖。
変革についていけない恐怖。
どんだけ否定されたっていい。
否定しっぱなしにならなければ。
積み重ねてきたものを突然来てぶっ壊して、その先に希望を示してくれるのならいい。
せめて、今までが間違いじゃなかったと思えたらそれでいい。
そうじゃないなら、キツいよ。