夏休み1日目 ①犬を愛でる
どうも、ぴかるです。
予告してた犬刻印ペコス、思ってたよりもだいぶ早く出会えました。
レッドウイング866
ペコスブーツ
オロイジナル
97年製
犬刻印ですよ!
オロラセットからオロイジナルへの移行最初期の1年そこそこしかこの犬刻印はありません。おおよそ25年過ぎて良い状態のものはなかなか出会えません。
この頃のオロイジナルはオイルが多いようで黒カビの餌食になるブーツが後を絶たないらしく、個人的にはいつかは欲しいなと思ってたものの、早くゲットしとかないと今後更に入手が難しくなるのではと思った次第。
このペコスもつま先にはやはり黒カビ跡がちょこちょこ。シャフト周りにはカビ跡はみられずなかなか美品にみえる。
履き心地は申し分ない。
革厚は結構あるけどシャフトのシボがこんなふうに入ってるやつは大体すんごく柔らかい。
ただでさえ柔らかいのが履きこまれることによって、テロテロになる。型崩れしてないのが奇跡。
最初からこんなにテロテロだなんて、これだから中古ブーツはやめられないのだ。吟味は必要だけど。
もし型崩れしてたら浸け置き水洗いすれば大体治るのでそこまで気にしない。むしろシャフトが長いブーツはある程度型崩れした方が味わいがあっていい。
今回つま先にはやすりがけを行った。
黒カビ跡だけをやすると、補色の際に色が入りすぎるため、黒く目立つ可能性がある。割と広範囲にやすりがけした。
この後、ニュートロジーナで水分油分を補給した後、補色クリームで仕上げた。
補色はブートブラックのカンパリを薄く、その後ブラウンを重ねている。
やすったつま先は色が入りやすく、やや赤みが入った。
最初の写真と比較したら黒カビのシミはほとんど目立たなくなったのでは?
今はつま先にツヤ感はあまりないが、今後は無色のクリームに切り替えていき、経年と共にツヤが出てくるとにらんでいる。
ラフアンドタフのケアから学んだやり方である。
この個体は緑犬タグがついている。こだわり派には大事なチェックポイントのようだが、他人からは見えない部分なのでわたくしはあまり興味がない。
犬刻印はかなりしっかり濃く出ている。これは個体差で濃い薄いがあるらしいのだが、満足できる濃さで黒カビ跡の有無と共に購入の決め手のひとつとなった。
他にもペコスは2足あるのでキャラクターの差別化は大事。
ただ、手間暇かけたぶん犬刻印ペコスは愛着が特盛なのである。