ぴかるのカルテ

リハビリの作業療法士がいかにくだらない毎日を過ごしているかを綴ります(笑)

RW沼④ペコスとオロラセットのはなし

④まできましたな。⑤に登場する真打はあいつですよ。

既にヒントは出していました(笑)

みんながあの頃は喉から手が出るほど欲しがってたやつですよ。今はそうでも無いか。

 

その前に!

 

レッドウイング8866

ペコスブーツ

オロラセットポーテージ

2007年製

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これこれ!わたくしの中でペコスといったらやっぱこれよ!

欲しかったの!

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しかもロゴ刻印入り!

年式によっては刻印の書体が変わってたり、そもそも無かったりするんだけど、ついに見つけました!

まさにこれが欲しかった!

 

ホーソーンミュールスキナーのペコスは持ってるけど、8188にはロゴ刻印はなし。

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なので今回ロゴ入り見つけたときにはすごいテンション上がった!

しかも黒カビもなく美品。

 

 

 

ちなみに、ペコスについてはもう1足狙ってるのがあります。

犬刻印866です。

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ロゴ刻印より更に古い96〜97年製のものにしか犬刻印は入っていません。

しかも当時は866の革がオロラセットからオロイジナルに変わったタイミング。(875も同じ流れ)

当時の日本で人気の赤みが強い革は8866となり続投、新しい革に生まれ変わった(むしろ昔の色に戻した)866はオレンジみが強く日本では圧倒的不人気でした。

アイリッシュセッター本来の色に戻しただけなのにレッドウイングが日本で流行ったのがたまたま赤みが強くなったタイミングだったために日本ではレッドウイング=赤いみたいなイメージが先行してしまったというなかなか痛いガラパゴスエピソードである。

ちなみにわたくしは当時小学生で、あんまりレッドウイング=赤は刷り込まれていなかったのである。むしろエンジニアの黒のイメージの方がインパクト強かった気がする。

 

で、圧倒的不人気だった866犬刻印は1年そこそこで消えたわけだけど、年月が経って再評価され希少性からプレミア価格である。

デッドストック新古品は10万超えなんてザラ。

初期のオロイジナルはオイル充填が半端ないらしく、日本の湿気で靴箱の中で黒カビの被害に遭う個体が後を絶たないらしい。ただでさえ数が少ないのに美品が少ないとなるとプレミア価格はまたさらに上がるわけで。

高い新古品を買うか、安い黒カビ買うかという状況である。

ここで、前回のようなラフアンドタフの経験を活かして、うまいことやれないかと画策している。

あえて黒カビ個体を買って、カビ撃退した後に銀面ヤスリがけし、黒カビ跡を目立たなくした上で補色。ヌバックの毛羽は蜜蝋の配合されたクリームで艶出しが可能になるのはラフアンドタフで学んだ。

上手くいけば靴再生スキルを磨きながら欲しかった犬刻印ペコスを所有できるチャンスとなるのでは?

 

いつになるかは分からんけど、きったねぇ格安の犬刻印ペコスを手に入れて実験してみたいと思う。乞うご期待。