レッドウィングのサイズ選び2023保存版
初めてのレッドウィングって敷居高いですよね。
自分は未だに直営店とか入る勇気ないもん(笑)
レッドウィング買おうかなーって思ってネットとか見ると、試着必須!ってめっちゃ書いてありますよね。
試着、マジで大事ですよ。(笑)
ただ、コツを掴めばめんどくさいのは軽減します。
参考になればいいなと思うんです。
まずは自分の足型。前にも載せたけど説明のために再度。
足長が右25.7センチ、左25.8センチ。
ということで26センチの靴がドンピシャ。
足囲は右24.6センチ、左24.1センチ。
必要なデータはこれぐらいです。ちなみにこれはZOZOMATで調べました。タダで出来るからいいよ。靴屋さんとかでも調べるのはタダで出来るはず。
足長が必要な場面は文字通りのサイズ選び。
レッドウィングでは(革靴全般?)捨て寸が既に1センチぐらいあらかじめとられてます。スニーカーはそれがありません。捨て寸というのは自分のつま先から靴のつま先の内壁までの隙間のことで、1センチぐらいあると快適に歩けます。人によっては人差し指がいちばん長いとか親指がいちばん長いとかあるので、実測値のサイズでスニーカー買うとそういう所が窮屈になる。わたくしはスニーカーは27センチ、レッドウィングだと26センチで快適サイズです。
足囲が必要な場面はこれ。
レッドウィングだと物によってはワイズも選べることがあるので知っておく必要があります。
日本人は甲高幅広だってよく言うけど、自分もそうかどうかは分からないので当てはめてみよう。
26センチだとDワイズが24.3センチ。Eワイズだと24.9センチと書いてある。
わたくしの足囲は右24.6センチ、左24.1センチだったので、右はE、左はDが最適となる。Dワイズの靴を選ぶなら右だけ3ミリ窮屈感が出るということだね。
窮屈が嫌なら26.5サイズを選べば幅の問題は解決する。ただ、サイズがでかくなるとかかとの問題も生まれるため、3ミリ程度なら革を柔らかくすることで対応するのをおすすめする。
サイズがデカいと歩いた時にかかとが浮いてしまうことがある。靴に重みがある分、足に靴が付いてこない感触。パコパコ歩きになり正直かなり歩きにくい。それにくるぶしやかかとの靴擦れの原因にもなる。
かかとのフィット感は疲労度にも大変影響する。
なので、わたくしは26センチDワイズか、26センチEワイズ仕様で現在統一している。Dワイズの窮屈さ改善は後で紹介しよう。
みんなEにすればいいじゃない!って思うかもしれないが、世の中そんなに甘くないのだ。世界のレッドウィングユーザーはDワイズの人が圧倒的に多いのである。日本専売モデルや日本での人気モデルでない限り世界標準ではないEワイズはなかなかお目にかかれないのである。現行モデルでEワイズってモックトゥのやつぐらいじゃね?
さて、サイズが決まったところで、
うちのペコスたんと、ブラックなブラックスミスについているタグである。
レッドウィングの靴はメイドインUSAなので26センチは8インチの表記である。
もっと古いモデルになるとタグにはロゴだけしか描いてなくて、ベロの靴紐に隠れたところにインチとワイズが刻印されてるので中古探しする方は注意してね。
この刻印がくせ者でねー、ただでさえ読みにくいのに靴紐の圧で消えちゃってたりしてることがあって、うちの8165なんかもめっちゃ読みづらい。かろうじてサイズは読めるけど工場番号とかシリアルナンバーは無理だった。
ということで8Dか8Eがわたくしのマイサイズでした。欲しいモデルで8Eがもし選べるなら優先で。
わたくしはインソール入れたい派じゃないので基本お店でもネット購入でもこのサイズで大きな失敗はありません。もし絶対入れて履きたいよって人は0.5センチ上げるとちょうどいいのかな?
ここで余談。レッドウィングの靴の中、床面は一枚革になってるんだけど、インソール入れてるとかかと下のせっかくのロゴの刻印がだんだん消えてしまいます。良くも悪くも均等に圧がかかるからなんだろうね。あとインソールの空気穴みたいな跡がくっきり。中古探しててよく出会いますね。直接他人の足が触れてない証拠と受け取るか、悩むところだよなあ。
話を戻す。
マイサイズがわかったところまで来た。
ここまできたら手ぶらで試着にいける。
でもここで待ち受けるのは、欲しいものに限って店にない問題、である。
あるいは品ぞろえのいい店がクソ遠い問題、である。
安心してください、履いてますよ!(笑)
ではなく、安心してください、解決できますよ!
ラストが解決してくれます。
ラストとは、製造時に使う木型のことで、木で作られた足型に革を巻き付けて縫い付けして革靴が作られます。工業製品である以上、多少の個体差はあるものの、ラストが共通のモデルは理論上全く同じ履き心地になるということです。
同じ8Dでも細身なモデルやふっくらしたモデルがあるのはラストが違うから起こる現象です。このラストだと土踏まず周りがきついから0.5センチ上げようかなとかいう選択が生まれることになります。なのでラストごとのマイサイズを知っておけばもうあとはネットだろうがオークションだろうがドンピシャを探せます。
参考までに現在出回ってる有名どころのレッドウィングのブーツをラスト別に仕分けてみました。
マニアックなやつは無いものもあるかも。
8番ラスト
ベックマン、ベックマンフラットボックス、アイアンレンジャー、ブラックスミス、6インチラウンドトゥ、ラインマン、フォアマン、クラシックチェルシー
17番ラスト
9インチペコスブーツ
23番ラスト
6インチクラシックモック、8インチクラシックモック、クラシックオックスフォード
45番ラスト
6インチクラシックモック1907
※うちの1905もこれです。レザー中敷同梱のストームウェルト仕様モックのモデルと覚えて頂ければ。
50番ラスト
8インチエンジニアブーツ、11インチエンジニアブーツ、9インチロガーブーツ
72番ラスト
11インチペコスブーツ
210番ラスト
ポストマン
326番
スーパーソール
有名どころだとこんなところかな?
一応レッドウィング公式サイトの紹介ページでは現行モデルはラストが明記されています。廃盤モデルでも通販サイトとかによく書いてあります。
なので自分の欲しいモデルと同じラストのモデルを試着出来れば、履き心地は変わらないので通販とかで買っても後悔しないで済むのです。
ベックマンフラットボックスが欲しい時に、アイアンレンジャーの履き心地を知っておけばサイズ感は攻略です。革種が違うのでこっちは硬いこっちは柔らかいはありますけどね。
それではDワイズでの3ミリの窮屈さの解決法を教えてしんぜよう。
次回に続く꒰´꜆ᴖ⩊ᴖ꜀`꒱♡てへぺろ