シン・革っていいよね。:ll
Qのつづき
長々と語りつつ、いま自分史上最大の革ブームが来てるわけです。
いろいろ買ってみたり使ってみたりして楽しんでる訳ですが、テーマを3つ設けました。
①一生モノであること
経年変化を味わいながら、長く使いたい。今までの反省を踏まえて、メンテナンスをしながら子に引き継ぐつもりで取り扱えるもの。
ひいては流行り廃りや流行に左右されないものがいい。飽きないような普遍的なもの。
②安物買いの銭失いでないこと
高いものにはそれなりの理由がある。でもその大部分がデザイン料だとすると本筋から外れてしまう。例え高くても、長持ちして残りの人生で割り算してお買い得に感じるならそれはGOサインだ。
③愛用できること
直感とか第六感というものは存在すると思う。品物を見たときに輝いて見えるだとか、触れているだけで気持ちが落ち着く又はテンション⤴︎ ⤴︎だとか。
革のいいところって、買った瞬間がピークじゃないところだと思う。最近すごく思う。
靴とかだと最初くそ固くて靴擦れに悩まされたのがだんだん足になじんできて1日履いても苦じゃなくなってきて、お前の身体だけじゃなく心まで支配してやったぜ的な感じ。女騎士の「くっ殺せっ」的な感じ。なじんだ革はやわらかくなり最高に可愛く感じるものである。
革の道はまさに沼である。
どんな革であれ元々は生き物の皮であったもの。
牛であれ馬であれ何であれ食肉加工における産物であり存在自体がSDGsなのである。
出会った革製品に対して最大限に愛情を注ぎ、生き物の第2の人生(?)が人から「それかっこいーじゃん」と言われるようなものになればすごく良いと思う。
出会った生き物たちに感謝を。
そんな精神をもち続けていられれば、わたくしも成熟したとき経年劣化じゃなく経年変化していけるのでは?