レッドウィング探訪①アイリッシュセッター系統編
わたくしのレッドウィングコレクションを紹介しますよ。もちろん全部中古です。
中古再生の1番の魅力は新品の痛え硬ぇ時期がもう終わってることだと思います。
ま、新品を1回ぐらい味わってみたい気持ちもある。そのときわたくしは何を選ぶんでしょうなあ。
あとは店でホコリ被って眠ってるお宝を掘り起こして、磨いてソール直して第2の人生を一緒に歩くことかな。いいことしたなって気分になります。
では、まずは定番どころのアイリッシュセッター系統のやつから。
中古市場では1番タマ数が多いのがこの系統。
その分全体的にお値打ち価格で手に入ります。
でも90年代のブームで買ったはいいけどろくにメンテもせずボロボロなものも多いため、なかなか吟味が必要な系統でもあります。
退色も傷もソールすり減りも割となんとでもなるけど、黒カビてめぇだけはダメだ!!ってのが選定基準です。
①レッドウィング8165
6インチクラシックラウンド
ブラッククローム
2000年製
記念すべき初赤羽がこの1足です。
つま先のポテっとしたふくらみがそら豆みたいでとてもかわいい。
ブラッククロームの鈍いツヤが革ジャンとの相性抜群です。
木型が8番ラストだから細身に見える。
ドクターマーチンと同時期に買ったからサイズは9Dでインソール足して履いてます。甲側は痛みなし。かかとに若干の違和感ありだけど歩きを妨げるほどではない程度。
②レッドウィング9106
6インチクラシックモック
カッパーワークスミス
2012年製
ド定番の赤茶モカシン縫い。店で875かと思ったら9106だった。ABCマートだかの直輸入取り扱いモデルだったみたい。
同じ赤茶だけど875はオレンジ寄り、8875は赤寄り、9106は深めの赤寄りみたいな感じ?
ズラっと並べて比べたことはないからよく分からないけどどれもポップでかわいいよ。9106だからって敬遠する人もいるみたいだけどわたくしは気にしない。その日その場で出会ってしまったのでお迎えした。一期一会です。
サイズは8D。ドンピシャ。初めてのドンピシャの感覚に思わずイッた。レッドウィングを集めようと思ったきっかけになった1足。
③レッドウィング8179
6インチクラシックモック
ブラッククローム
2000年製
90年代に流行った黒モック。
偶然にも同じブラッククロームのそら豆ちゃんと同級生。仲良くやれよ。
ポップとシックの中間を攻めた感じの絶妙な雰囲気に拍手を送りたい1足。
出会ったときの一言。「安っす」
多少キズがあったんだけどそれにしてもあまりの安さに衝動買い。
かなりのお宝発見でした。
サイズは8E。ワイズDとEで幅が違うんだろうけど足感覚での違いがよく分かりませんでした。そんなわたくしは足がバカなんでしょう。履き心地は快適。
④レッドウィング1905
6インチクラシックモック
ホーウィン社クロムエクセル
2005年製
黒モック買った店でみつけて同時に買った1足。
レッドウィング100周年記念モデル。1905年創業に合わせた品番で特別感を感じるね。
内容としては今もラインナップにある1907に、記念でくるぶしに100周年刻印が。
1907の特徴はウェルトがストームウェルト。ウェルトの上に防塵ガードがぐるっと付いてる仕様。普通のよりボリューミーな見た目になってる。
あとは純正でレザーの中敷がおまけで付く前提のモデル。
実はちょっとこれ曲者でして。
サイズは8dなんだけど、
ちょいキツなのよ。
中敷抜くと。
ちょいユルなのよ。
レザー中敷にも100周年刻印ついてるからせっかくだし入れたいんだけどなあ。
今はかかとだけの中敷をいれてみたり、薄い中敷入れたりしてドンピシャを探るべく試行錯誤中。
1905と1907探してる人は気をつけてね。0.5ぐらいサイズ上げた方がいいかもよ。
追記:1907は革種がカッパーラフアンドタフなんだけど調べたところ1905はホーウィン社のクロムエクセルらしい。100周年記念だけの特別。実は高級革だったというオチ。大事にしようっと。
とまあこんな感じでアイリッシュセッター系統を紹介しました。試着してるくせにドンピシャじゃないなんてのもあったりしてあーだこーだ言いながら調整してます。
この系統の共通特徴である白ソールは除光液使えば綺麗になりますよ。あとかかとのすり減りにはシューズドクターNを使って肉盛りをしています。肉盛りがすり減る頃には満遍なくすり減る頃かなって気がするので全体のソール交換したいと思います。
次回、職業別ブーツ編につづく